fukuyama.com

日記を書き終えられたことがありません

星の玄人

彼からの23歳の誕生日プレゼントはタトゥーだった。誕生日の10日後「タトゥーでもいい?」とようやく捻り出した答えを、彼は「いいよ」と二つ返事で引き受けてくれた。

後回しの癖が出てしまい、タトゥースタジオに連絡するのに1ヶ月掛かった。いざスタジオに連絡すると「では明日の-時はいかがですか?」と提案され、とんとん拍子で施術が決まった。

 

当日 施術の2時間前になり、彼が描いた絵を、見たいときにすぐ見れる所に入れよう!と閃いたので当初の予定を変更してもらった。アーティストを待っている間にスタジオのコピー機からコピー用紙を1枚拝借し、「星を描いて」と彼にお願いすると、彼はいくつか普通の星(⭐︎←こういうの)を描いたあと、「これじゃ面白くない」と細っちょで先の尖った鋭い星を描いてみせた。わたしはその星に一目惚れした。そして彼のことがどうしようもなく好きだと心がドキドキした。

 

その後、素晴らしい技術と愛想の良さを持った最強のタトゥーアーティストにそっくりそのまま彼の星を施してもらい、無事最高のプレゼントを身体に残すことができた。やったー!

 

うまく文章にできんけどめっちゃ嬉しい出来事やってんなー