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日記を書き終えられたことがありません

チョベリバ夢物語

2017年までは死んだら全部解決するってことを頼りに生きてきたけど、気付いたら死が効力を持たない年齢になってしまっててもうどうしたらいいかわからない

 

近所で火事が起きているのを知ってあたふたしているうちに場面は変わり、わたしはロフトの下の天井に張り付けられていた

部屋の電気は消えているのにちょうど腰のところに当たっている蛍光灯は火傷しそうなくらい熱かった

首しかまともに動かせない状況のなか、ロフトに続く階段を見やると誰かが降りてくる

頭から四つん這いで降りてくるのを見る限りその誰かは普通ではなかった

逃げなきゃ逃げなきゃと焦っているとそいつがこちらにバッと顔を向けた

暗がりの中でもはっきりわかる

その誰かはわたしだった

 

そのあと「たすけて」と捻り出した自分の声で目が覚めた

最悪の夢だった

悪夢をみた次の日は寝るのが怖くなる

ひとりが寂しいときにだけ都合よく呼べる相手がいたらいいのにと思う

 

ごめんなさい